瀬々敬久--「雷魚」「冷血の罠」「HYSTERIC」は明日10/18夜 日本映画専門チャンネルで連続放送--特集：「10.18『楽園』公開記念 鬼才・瀬々敬久が描く、"事件"」

「雷魚」「冷血の罠」「HYSTERIC」はBS/CS日本映画専門チャンネルで明日10/18連続放送。
（https://www.nihon-eiga.com/osusume/rakuen/）

「雷魚」
2つの実際の事件を下敷きに、行き場のない男女の悲痛な邂逅を描く愛憎劇。退廃美溢れるロケーションを背景に、狂おしく行き交う生と死を寓話的に捉えた、ピンク映画から進出した瀬々敬久監督初期の代表作。昭和63年春、入院中の紀子（佐倉）は無関心な夫をよそに不倫相手に逢いに病院を抜け出し、偶然知り合った柳井（鈴木）を衝動的に殺して警察に疑念を抱かれるが、柳井と立ち寄ったガソリンスタンド店員の竹原（伊藤）の偽証で難を逃れる。

「冷血の罠」
かつての自殺の真相を巡り再び対峙する、二人の男性の運命を描くミステリー。渋谷区桜ヶ丘を舞台に、謎めく事件の顛末とともに当時の街の様々な表情も繊細に捉えた、見所多い意欲作。依頼人を殺された探偵の藤原（哀川）は、義弟の花園（西島）に数年前の妹の自殺は強姦事件が原因と聞き、同じ地区の全事件を調べ上げたメモと地図を託されるが、その後消息を絶った花園から、自身も調査過程で犯罪者と同化していったと示唆する不審なビデオが届く。

「HYSTERIC」
1994年に実在した「青山学院大学生殺害事件」をもとに、瀬々監督が得意の実録路線で放つ、シュールな青春ラブストーリー。「太く短く生きて死ぬ」が口癖の智彰（千原）に反発しながらも強く惹かれる真美（小島）。日銭を稼ぐためにケチな犯罪を繰り返し、停滞する日常から脱却して、破滅への道を突き進もうとする２人だが…。漫才コンビ千原兄弟の千原浩史が2000年度日本映画プロフェッショナル大賞主演男優賞を受賞。

ということで、新作「楽園」の公開を記念し、「雷魚」など瀬々敬久監督の過去作を放送。


放送は明日2019.10/18　23：10～29：00　BS/CS日本映画専門チャンネルで。

10/18　23：10～24：40　雷魚＜R-15＞
10/18　24：40～25：10　映画『楽園』公開記念特別番組　信じた人は殺人犯なのか―！？心えぐられる衝撃のサスペンスSP
10/18　25：10～27：00　冷血の罠
10/18　27：00～29：00　ＨＹＳＴＥＲＩＣ

＜雷魚＞
　原案：瀬々敬久
　脚本：井土紀州、瀬々敬久
　監督：瀬々敬久
　出演：佐倉萌、伊藤猛、鈴木卓爾、穂村柳明、のぎすみこ、外波山文明、佐野和宏、岡田智弘、河名麻衣、佐々木和也

＜冷血の罠＞
　原作：藤原智美
　脚色：井土紀州、瀬々敬久
　監督：瀬々敬久
　出演：哀川翔、西島秀俊、黒沢あすか、下元史朗、田中要次、朝岡実嶺

＜HYSTERIC＞
　脚本：井土紀州
　監督：瀬々敬久
　出演：小島聖、千原浩史、鶴見辰吾、村上淳、阿部寛、下元史朗、寺島進、余貴美子


流れていた番宣では全部SDマスターの映像だったけど、「雷魚」と「冷血の罠」はHDマスターで放送予定とのこと。※「HYSTERIC」はアップコン





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